家のことを考えたら人生のことまで考えた

吉祥寺だけが住みたい街ですか?(2) (ヤングマガジンコミックス)
- 作者: マキヒロチ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/03/09
- メディア: Kindle版
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を買った。
双子が営む不動産屋に、毎回色んな背景を抱えた女性がやってくる。
なんとなく吉祥寺じゃなくて、その人に合った街を双子が紹介して、その人に取っていいかも!な物件に出会うまでのお話がオムニバス形式で収録されている。
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私は今、ものっそ会社から遠いとこから朝5:30起きでえっちらおっちら通勤している。
通勤時間というものは、非常に無駄だ。
わかってる。だから、引っ越しについて24-7考えている。
でも引っ越せない。今住んでる街が好きだから。ここを離れられない。
2巻の帯に「帰りたいと思う街に住んでますか?」とある。
私は、帰りたいと思える街に住んでいる。
帰りたいと思えない街に住んだらどうなるんだろう。
私は仕事じゃない時間をどう過ごしたいんだろう。
この街で、何にもない休日に何がしたいんだろう。
そんなことを考えてたら、何だか家そのものじゃなくて生き方について考えていた。
家ってその人がどういう風に生きたいかが割と表れるもののような気がする。
私は家に居られる時間が短いけど、その短い時間を充実できるような住環境がほしい。
その短い時間だけでも安心できる場所にいたい。
だから私はここを動けない。
なんて渡良瀬橋みたいなことを日々思っているのだった。